セキュリティ

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1. この文書について

本ページは、AgentDoor が現時点で実際に行っているセキュリティ上の措置を記載したものです。記載内容は実際の本番環境の応答・設定に基づいています。

2. 現在のサービス状況

現在は先行登録期間です。ドア・照会機能・エージェントの入口はローンチ時に公開します。現時点で一般の利用者から取得する個人情報は、先行登録のメールアドレスと、それに付随する情報(任意で選ぶ「ベンダー/買い手」の区分・流入元など)です。取得する項目の全量はプライバシーポリシーに記載しています。

3. 通信とブラウザ保護

  • 全通信を HTTPS で提供し、HSTS を設定しています(max-age=63072000、2年)。
  • X-Content-Type-Options: nosniff — コンテンツタイプの推測を無効化。
  • X-Frame-Options: SAMEORIGIN — 他サイトからのフレーム埋め込みを禁止(クリックジャッキング対策)。唯一の例外はベンダーが自社サイトに埋め込む /door/[slug]/embed(公開チャットのみ・ログイン操作を含まない)で、このパスだけ Content-Security-Policy: frame-ancestors * を明示しています。
  • Referrer-Policy: strict-origin-when-cross-origin — 外部サイトへ完全なURLを渡しません。
  • Permissions-Policy: カメラ・マイク・位置情報・決済APIをすべて無効化。
  • Content-Security-Policy を強制モードで運用しています(Report-Only の記録も並行して継続)。script-src は自オリジンと解析タグの配信元だけに限定していますが、インライン script は許可したままです(nonce 化までの段階的な移行中で、その点は未達として明記します)。

4. データの保存場所とアクセス制御

  • データベースは Supabase(PostgreSQL、東京リージョン ap-northeast-1)、ホスティングは Vercel(米国)です。
  • 全テーブルで行レベルセキュリティ(RLS)を有効化しています。
  • ウェイトリストのテーブルは匿名キーからは INSERT のみ可能で、読み出しはできません。
  • ドア・依頼・課金に関するテーブルはサービスロール(サーバー専用の秘密鍵)からのみ操作でき、ブラウザから直接クエリすることはできません。匿名キーおよびログイン済みユーザーのロールからは、これらのテーブルに対するテーブル権限そのものを取り消しています(RLS のポリシーが無いことに加えて、権限の付与自体が無い二重の状態)。
  • アカウント機能は Supabase Auth を使用し、セッションは Cookie で保持します。

5. 決済情報

有料プランの決済と、Free プランの成果報酬の請求は Stripe が処理します。成果報酬は翌月1日に前月分をまとめて請求し、ご登録のクレジットカードがある場合は同日に自動で決済し、ない場合は請求書を発行のうえ支払期限を発行日から30日とします。カード番号等の決済情報は当社のサーバーを経由せず、当社が保存することもありません。当社が保有するのは Stripe の顧客ID(有料プランのお申し込み時、または Free プランでカードを登録した時に作成)、サブスクリプションの状態、成果報酬の請求書 ID と支払い状態のみです。

6. 製品固有の安全設計

  • 開示ゲート:ドアのエージェントは、そのドアの管理者が明示的に承認した情報源からのみ回答します。承認されていない情報は回答に使われません。承認を取り消すと、その情報源に由来する既存のキャッシュ回答も即座に無効化されます。
  • ドメインの所有確認:ドアの管理者は、ドアの Web サイトのドメインに DNS の TXT レコード(_agentdoor.<ホスト名>)を置くか、トップページの <head> に meta タグを置くことで、そのサイトを管理していることを確認できます。トップページの取得はクローラと同じ SSRF 対策を通ります。確認できていないドアは公開ページに「非公式」と表示し、商談の打診を受け付けません。確認するのはサイトを管理していることだけで、ドアの名前や説明の内容までは確認しません。
  • 回答には使ったソースの出典を付し、承認済み情報源で答えられない質問には推測せず「回答できない」旨を返します。
  • サイト取り込み時のクローラには SSRF 対策を実装しています:https/http のみ・標準ポートのみ・IPアドレス直指定や localhost / .local / .internal を拒否し、接続前にホスト名を DNS 解決して私設・ループバック・リンクローカル(クラウドのメタデータアドレスを含む)宛てを拒否、リダイレクトは自動追従せず1ホップごとに同じ検査を通します。
  • 取り込むページ数・データ量・タイムアウトに上限を設けています。
  • ベンダーが設定する通知先(CRM / Slack の Webhook)URL は https のみを受け付け、送信のたびにクローラと同じ検査(ホスト名の DNS 解決と私設・ループバック・リンクローカル宛ての拒否)を通し、本文はドアごとの秘密鍵による HMAC-SHA256 署名(X-AgentDoor-Signature ヘッダ)付きで送ります。
  • ベンダーは、ドアが答えられなかった質問に自社の AI エージェントで回答させるため、回答専用のトークンを発行できます。このトークンでできるのは、そのドアの未回答の質問の読み取りと回答だけです(公開・情報源の承認・設定の変更はできません)。保存するのはハッシュのみで、トークンは発行時に一度だけ表示します。エージェントの回答は、ベンダーが自動承認を選ばない限り未承認の情報源として保存され、ドアの公開チャットには使われません。反映されるのは質問した依頼 1 件の評価だけで、買い手には「ベンダーの AI エージェントによる回答(未確認)」と表示します。
  • AI エージェント向けの入口(OpenAPI ドキュメント・MCP サーバー・/.well-known/ai-catalog.json)は、人間向けの Web と同じ API ハンドラを通ります。レート制限・ドアごとの月間回答数・ログインの要否はすべて同一で、エージェント専用の抜け道はありません。この入口は、ローンチ時に公開します。

7. 委託先(サブプロセッサ)

本サービスが個人情報の処理を委託している事業者は以下のとおりです。

委託先用途所在国
Supabase, Inc.ウェイトリスト・アカウント・ドア・買い手依頼のデータベース保存、コンプライアンス資料のファイル保管(非公開バケット)、および認証(メール/パスワード・Google ログイン)米国(データの保存先は東京リージョン ap-northeast-1)
Resend (Plus Five Five, Inc.)メール送信(ウェイトリストの受付確認・運営者通知、ドア所有者への回答通知と未回答の質問、同意した買い手への結果更新の通知、商談についての買い手の返信、コンプライアンス資料の閲覧申請と承認リンク)米国
Vercel, Inc.ウェブサイトのホスティング/アクセス解析(Vercel Web Analytics・Cookieレス)米国
Stripe, Inc.有料プランの決済処理と、Free プランの成果報酬の月次請求(登録カードへの自動決済、カードがない場合は請求書の発行・送付。明細はドア名と日程確定日のみ)。カード情報は Stripe が保持し、当社には届きません米国
Anthropic, PBCドア機能でのAI応答生成。送信されるのは取り込んだ公開ページの内容、ベンダーが追加した文書、買い手依頼の本文、質問・回答の本文で、Anthropic の商用利用規約により、モデルの学習には利用されません米国
Google LLCアクセス解析(Google アナリティクス4)。Cookie同意をいただいた場合のみ読み込みます米国
Microsoft Corporationサイト改善のための行動分析(Microsoft Clarity・画面操作の記録およびヒートマップ)。Cookie同意をいただいた場合のみ読み込みます米国

8. 運用体制と未実施の項目

  • 本番への反映は自動化されたパイプラインを通し、型チェックとビルド検証を通過したものだけが公開されます。
  • 依存パッケージの脆弱性は自動検知と定期更新の対象です。
  • データベース(Supabase)は Pro プランで運用しており、日次の自動バックアップが取得されます。遡れる範囲は直近7日分です(Supabase の公表仕様、2026-08-25 に確認)。
  • 第三者によるセキュリティ認証(SOC 2、ISO 27001 等)は取得していません。
  • 第三者による侵入テストは未実施です。
  • 24時間監視体制および正式なインシデント対応SLAはまだ整備していません。
  • Point-in-Time Recovery(秒単位で任意の時点に復旧できる有償アドオン)は有効化していません。復旧できる粒度は日次バックアップ単位です。
  • バックアップからのリストア訓練は未実施です。バックアップが取得されていることと、実際に復旧できることは別の事実であり、確認できているのは前者だけです。
  • ベンダーがアップロードするコンプライアンス資料(PDF / Excel / Word)のマルウェアスキャンは未実施です。受け付けるのは拡張子と先頭バイトが一致するファイルだけで、非公開領域に保管し 60 秒だけ有効なリンクで配布しますが、中身の安全性は検査していません。ダウンロードした資料はお使いの環境で確認してください。

9. 脆弱性の報告

脆弱性を発見された場合は contact@agent-door.com までご連絡ください。再現手順を添えていただけると助かります。現時点で報奨金制度(バグバウンティ)は設けていませんが、ご報告には必ず返信し、修正状況をお伝えします。公開前の猶予期間についてもご相談させてください。

10. AI クローラーと検索エンジンの扱い

robots.txt では、以下の AI 回答エンジン・検索エンジンのクローラーを名前で明示的に許可しています。公開ページが対象で、ダッシュボードや管理画面など noindex のページ、ローンチゲートで 404 を返すページの扱いは変わりません。

  • AI 回答エンジン: OAI-SearchBot, ChatGPT-User, GPTBot, ClaudeBot, Claude-SearchBot, Claude-User, PerplexityBot, Perplexity-User, Google-Extended
  • 検索エンジン: Googlebot, Bingbot, Applebot, Applebot-Extended, DuckDuckBot, CCBot

お問い合わせ: contact@agent-door.com