用語集

x402とは

x402は、Coinbaseが2025年に発表したHTTPネイティブの決済プロトコルで、予約済みのHTTPステータスコード「402 Payment Required」を実用化するものです。エージェントが有料リソースをリクエストすると、サーバーは機械可読な支払い指示とともに402を返し、エージェントは署名済みの支払い証明(主にステーブルコイン)を添えて再リクエストします。アカウント・カード・人間のチェックアウト操作は不要です。

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ウェブには1990年代から機械決済のためのプレースホルダーがありました。予約されたまま標準化されなかったHTTP 402です。x402はこれを埋めるものです。フローは通常のHTTPの往復——リクエスト、価格と支払い情報付きの402応答、署名付き再リクエスト、コンテンツ返却——であり、APIコール単位・ドキュメント単位・推論単位といった、カード決済には小さすぎる金額をエージェントが支払う用途に適しています。

ガバナンスは中立化が進んでいます。Cloudflareとともにx402 Foundationが設立され、標準はLinux Foundationのガバナンス下に置かれ、決済・クラウド大手の支持を得ています(2026年8月時点)。取引量はBaseやSolanaなどのチェーン上のマシン間マイクロペイメントが中心です。x402はAP2の暗号資産決済拡張としても接続します。

AgentDoorの領域であるB2Bソフトウェア選定において、x402はインフラとして重要です。買い手のエージェントが、評価の過程で有料データルームやベンチマークレポート、ベンダーの従量課金APIにクエリ単位で支払う——数円のリクエストのたびに購買部門が発注書を起票することなく——という形を可能にします。

出典: [1] [2]

よくある質問

x402の利用には暗号資産が必須ですか?
現状は実質的にそうです。決済はパブリックチェーン上のステーブルコインで行われ、それが即時・アカウント不要のマシン決済を可能にしています。プロトコル自体はHTTP上の支払い交渉レイヤーであり、支払い先と方法を機械可読に記述する仕組みです。

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