用語集
Agent Payments Protocol(AP2)とは
Agent Payments Protocol(AP2)は、2025年9月にGoogleが発表した、決済手段に依存しないオープン標準です。AIエージェントが「実在する利用者がこの購入を承認した」ことを証明できるようにするもので、Mandate(マンデート)と呼ばれる暗号署名付きのデジタル契約により、エージェント・加盟店・決済ネットワークの間に改ざん不能な監査証跡を作ります。
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AP2は、エージェントによる購買について、あらゆる加盟店とカードネットワークが抱く疑問——「本当に人間がこの購入に同意したと、どう確認するのか」——に答えるプロトコルです。中核となるのがMandate(マンデート)で、利用者が何を承認したか(商品・価格・条件)を暗号署名付きで記録し、取引とともに流通して、同意と責任をめぐる紛争を解決します。
AP2はMastercard・PayPal・American Express・Coinbaseなど60社以上のパートナーとともに発表され、A2Aプロトコルと競合するのではなく拡張する設計です。v0.2.0(2026年4月)では「Human Not Present」フローが追加され、事前承認済みの購入を条件成立と同時にエージェントが完了できるようになりました。GoogleはAP2をFIDOアライアンスへ寄贈し、プラットフォーム中立の標準として維持する方針を発表しています(2026年8月時点)。
AP2が扱うのは、エージェント取引の「決済」の区間です。その手前——発見、適合性の確認、買い手エージェントとベンダーの構造化された質疑——がAgentDoorの担当するレイヤーです。両者は補完関係にあり、AgentDoor型の「入口」で見つかり要件を詰めた案件は、実際にお金が動く段階でAP2が管理するレールへ引き継げます。
よくある質問
- AP2はA2Aプロトコルと何が違いますか?
- A2Aは独立したエージェント同士の対話方法を標準化し、AP2はそこに決済専用のレイヤー——利用者の承認を証明する署名付きMandate——を追加します。購買フローでは、対話にA2A、取引にAP2という併用が可能です。
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