# エージェント間コマースとは

> エージェント間コマースとは、買い手と売り手それぞれのAIエージェントが、要件・機能・価格・コンプライアンスなどの情報を交換し、商談の初期段階を自律的に進めるB2B取引モデルです。最終判断は常に人間が行い、エージェントはその前段にある定型的な情報交換や商談を代替します。

最終更新: 2026-09-29

従来のB2B購買では、初回商談・機能確認・予算調整・セキュリティチェックシートといった初期段階に多くの時間が費やされますが、そこで交わされる情報の大半は定型的で構造化可能なものです。エージェント間コマースでは、この情報交換をソフトウェアに移します。買い手のエージェントが要件を持ち、ベンダーのエージェントが開示を許可された製品・価格・コンプライアンス情報を持ち、数週間かかっていたやり取りが数分で完了します。

このモデルには2つの重要な特徴があります。第一に「制御されている」こと。各社は自社エージェントが開示できる範囲を決めるため、エージェント間の対話は自由な交渉というより構造化されたRFPのやり取りに近いものです。第二に「双方向にメリットがある」こと。買い手は選定期間を短縮でき、ベンダーは見込みの薄い初回商談に営業リソースを割かずに済みます。

AgentDoorは、このモデルのうち情報交換の部分を双方向プラットフォームとして実装します。ベンダーが「ドア」を開き、他社のエージェントがノックして質問し、相性を確かめられるようにすることで、人が会うのは本当に価値のある商談だけになります。交渉はしません。エージェント同士が条件や提示を交わすことはなく、商談は買い手側の人が打診し、ベンダー側の人が承諾します。

## 関連用語

- [A2Aプロトコル（Agent2Agent）](https://agent-door.com/ja/glossary/a2a-protocol)
- [RFP自動化](https://agent-door.com/ja/glossary/rfp-automation)
- [稟議](https://agent-door.com/ja/glossary/ringi)

## よくある質問

### エージェント間コマースでは、AIが人間抜きで契約まで進めるのですか？

いいえ。実務上も、AgentDoorの設計上も、エージェントが担うのは情報交換と絞り込みまでで、最終判断は必ず人間が行います。AgentDoorでは、ベンダーのドアはベンダーが承認した情報源からのみ答え、ベンダーはドアに話させない話題を指定できます。

---
HTML 版: https://agent-door.com/ja/glossary/agent-to-agent-commerce
